知夫中学校は、昭和22年4月島根県知夫郡知夫村立知夫中学校として創立、平成5年現在の新校舎へ移転しました。教育目標「豊かな心を持ち、たくましく生きる知夫の生徒を育てる」のもと、民謡教室、皆一踊り、蛇巻き、お大師まいり遠足など地域の行事、伝統を生かした学習や体験、地域の人々との交流を行っています。また春には、小学校と一緒に知夫の名勝「赤禿山」のアザミ掘りや、松くい虫による松枯れ対策として植林、植樹を行うなど、地域貢献の活動も活発です。

また、小中学生が同一校舎で生活している点を生かして小学生と一緒に給食をとったり、読み手として小学校の「読み聞かせ」に参加しています。

 

知夫小学校は、明治7年開校(荘楽寺本堂)、平成5年現在の知夫小中学校合同校舎へ移転しました。教育目標は「感性豊かで 創造性にとみ 共にたくましく生きていく児童の育成」で、よく考え工夫する子、仲良く助け合う子、ねばり強くがんばる子をめざし、4月のお大師さん参り&クリーン作戦をはじめ、アザミ採り、サバイバル遠足、村民体育大会、稚魚放流事業など地域ぐるみの学習、体験、活動を行っています。

また、校内マラソン大会、小中音楽会、地域公開参観日(給食体験)など生徒がオフトーク(島内放送)を使い、地域民へ呼びかけ、地域も一緒になって開催したり、校報「知夫の里」を保護者以外の方へも配布するなど信頼される開かれた学校づくりを進めています。

 

(文 学校生協 栗原隆寿)